比企郡小川町の仙元山の麓にあるカタクリの群生地を見てきました。西光寺のしだれ桜も見頃を迎えていました。
歩いたルートは、「道の駅おがわまち」から「カタクリとニリンソウの里」「西光寺」の順に周り、道の駅に戻りました。
## 道の駅おがわまち・埼玉伝統工芸会館
「道の駅おがわまち」は、国道254号線沿いにある道の駅です。小川町には国道254号線のバイパスもありますが、道の駅はバイパスではなく、町の中心部を通る昔からの国道沿いにあります。関越自動車道の最寄りは「嵐山・小川IC」です。
小川町の中心部からはちょっと東に離れていて、東武東上線・JR八高線の小川町駅から歩くと2.3kmくらいあります。駅からは「小川パークヒル」行のバスを使うと「伝統工芸会館前」下車です。
埼玉伝統工芸会館や農産物直売所などがあります。
## 槻川沿いを歩く
道の駅を出発して、カタクリとニリンソウの里へ向かいます。建物南側の臨時駐車場を出ると、槻川沿いの車道に出ます。対岸にある山は仙元山(標高299メートル)で、中腹にある見晴らしの丘公園へは車道やハイキングコースで登ることができます。
ここを左へ曲がり、カタクリとニリンソウの里へ向かいます。
車道を300mくらい進むと右側に木橋があります。ここは木橋を渡ってもそのまま車道を進んでもどちらからもカタクリとニリンソウの里に行けます。
## カタクリとニリンソウの里
車道を進んだ場合、300mほど下流の車道の橋を渡ると、カタクリとニリンソウの里の東側入口です。こちから園内に入ると上流へ向けて歩いていくことになります。
遊歩道はカタクリの咲く斜面の下を通っています。手作りのベンチもありました。
かなり傾斜のある斜面で、斜面の中には遊歩道がありませんので、カタクリの花に近づける地点は少ないのですが、林の中にカタクリがたくさん咲いている光景を見ることができました。
また、ニリンソウも白い小さな花を咲かせていました。
## 西光寺へ
次は西光寺へ向かいます。西光寺へは川を渡らずに林の中を行く道があります。ちょっとした山道で、行った時は少しぬかるんでいる場所もありました。少し遠回りにはなりますが、さきほどの木橋を渡って道の駅のところに戻り、西光寺正面へと向かうルートもあります。
## 西光寺東側のカタクリ群生地
群生地に着きました。ちょうど見頃を迎えていました。
ここは傾斜のゆるい部分でカタクリを囲むように遊歩道が作られている場所があり、カタクリの花を近くで見ることができました。
## 西光寺のしだれ桜
西光寺は室町時代の後期に開創されたという曹洞宗のお寺です。立派な鐘楼門があります。カタクリの群生地は左側の駐車場の奥になります。
鐘楼門と本堂の間に見事なしだれ桜があります。ソメイヨシノよりも少し早く満開を迎えるようですね。周囲のソメイヨシノはまだ咲き始めですが、しだれ桜は見頃を迎えていました。